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【 横浜シルクスカーフ、こいのぼり色とりどり 】 藤沢藤一。横浜スカーフ業界を代表する藤沢株式会社の会長・・・ 業界の最長老である・・ 藤一の歩んだ道は・・・横浜のスカーフ業界史と重なる。 実は「藤沢」は、こいのぼりを作る日本一のメーカーで、 昭和四十年に「こいのぼり部」を新設し、この分野を開拓してきた・・・ 輸出スカーフは毎年、どうしても九月ごろにヒマになる。 この時期にスカーフ、マフラーなどで培ってきたプリント技術を生かして 何かうまい仕事はないものか、と藤一は考えた。 そんなとき、あるこいのぼりメーカーから見本を作ってほしいと注文がくる・・・ こいのぼりのプリント地を作ってくれるところがなく困っている・・・ 藤沢のこいのぼりとある程度認められるまでに五、六年・・・ 徹底したテレビ宣伝。各地方局のゴールデンタイムに、億単位の金をかける。 こいのぼりでテレビ宣伝したのは藤沢が初めてだ・・・ ナイロンの登場で、堅牢で鮮明な染色、軽くて強い・・・ 丈夫で長持ちし、軽いから揚げたときに垂れずに風をはらむ・・・ 毎年、他社にない新製品を発表した。 特殊な染めの「黄金ごい」や染めを発展させた金染色、光に当ると七色に変化するアルミ箔を施した「ダイヤモンドごい」など、オリジナル商品を次々と・・・ 「藤沢」こいのぼりは、旧態いぜんとした赤と黒のイメージを変革し、 あでやかなものに一変させた・・・ 藤沢藤一「藤沢藤一の歩んだ道 横浜スカーフとともに」(昭和年)より